導入のきっかけは平成13年ごろに営業担当が訪問されたことです。その頃は市町村合併前で契約高も少なく自作したエクセルシステムを運用していました。自作システムなので自分たちの希望通りできていましたが、メンテナンスはその職員しかできず、人事異動があった以降はメンテナンスもままならず、そのままの状態で運用していました。
今ほどはPCの普及も多くなく一人の職員が請求は請求、入金は入金などそれぞれ別々の機能で、データをシートコピーして流用したり手間がかかるため、今では考えられないような時間がかかっていました。
毎月の上部団体への報告ぎりぎりまで集計に時間がかかっていましたが、このシルバー人材システム導入後は、かかる時間が3分の1一程度まで減少し、業務負担が大幅軽減。現在ではこのシステムなしに業務を行うことができなくなっております。
市町村合併後、事務局の規模も多くなり5名ほどの職員が全員このシステムを運用しています。業務担当からの請求、入金データをそのまま経理システムに「仕訳」として転送し、月次決算までスムーズに行うことができています。そのため、正確にセンターの経営状況を把握できるようになりました。
(公益社団法人 事務局長様)