きりん組とらいおん組の子ども達が、伊勢警察の方々から、いけないことや危ないことのお話を聴きました。最初は婦警さんの持っている警棒や手錠など身につけている物を見せてもらいました。次は「大事にしよう、チャッピーの描いた絵」という紙芝居でした。チャッピーとレモンは些細なことで喧嘩になり、レモンがチャッピーの描いた絵を破いてしまいます。後でそれをみたチャッピーはとても悲しそうな顔をしました。それを見たレモンも複雑な表情になり、すっきりした様子ではありません。レモンはチャッピーに自分が破ったことを謝る決意をして、二人は仲直りをしました。紙芝居の途中で、「どうして心がずきずきしたのかな。」とか「チャッピーの気持ちはどうだろう。」などと婦警さんは子ども達に問いかけながらお話を進めていき、子ども達はチャッピーやレモンの気持ちになって、一生懸命応えていました。

次はホワイトボード貼られた大きな絵を見て、危ないことや良くないことを探しました。「赤信号を渡っている。」「人の上に乗っている。」など見つけたことを発表していました。この絵の中で警察の方が一番伝えたいとおっしゃたことは、「知らない人についていかない。」ということでした。純真な子ども達ですから、「向こうでお家の人が待っていたよ。」とか「先生に頼まれたんだよ。」というようなことを聞くと信じてついて行くこともあるかもしれません。保育所でも「い・か・の・お・す・し」という合言葉で知らない人について行かないことを指導しています。お家でも子ども達に教えてあげてほしいと思います。