朝、突然らいおん組の子ども達が大勢で事務所にやってきました。興奮気味な声で何やら伝えようとしてくれていますが、みんながそれぞれに言うのでよくわかりません。ただ事ではなさそうでしたが、よく聴くと「ちょうちょがかえった。」と言っています。去年の冬から、らいおん組の前のケースで飼育していたサナギが羽化したのを教えに来てくれたのでした。羽化したアゲハ蝶は先生が持つ枝につかまって今まさに飛び立とうと羽をひらひらとさせていました。らいおん組の子ども達は、触ってみたい気持ちも抑えて、「がんばれー、がんばれー。」とアゲハ蝶に声援を送りました。強い風に耐えて捕まっていましたが、やがてひらひらと飛び立つと子ども達は「ワーッ」喜びました。こういうのがライブで見られることは子ども達の感性を刺激してきっといい体験になると思います。