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●保育の基本方針
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養護の行き届いた環境の下で、明るく温かなそしてくつろいだ雰囲気の中で、子どもたちの様々な欲求を適切に満たし、生命の保持と安定した情緒の発達を図ります。 |
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A |
健康・安全など生活に必要な基本的習慣や態度を養い、心身の健康の基礎を培うこと。 |
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B |
集団生活の中で、人に対する思いやりと信頼感を大切にする心を育てるとともに、自主・協調の態度を養い、道徳の芽生えを培っていきます。 |
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C |
言葉への興味や関心を育て、話したり聞いたり、相手の話を理解したりする姿勢を養うとともに豊かな感性や表現力を育み、自己を発揮しながら活動する豊かな人間性を持った子どもを育成します。 |
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D |
自然や社会の事象についての興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力の基礎を培っていきます。 |
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E |
地域に開かれた保育園として、地域や家庭の子育て力の向上に貢献するほか、世代間交流を推進します。 |
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●山室山保育園の「保育目標」 |
「一人ひとりの子どもの気持ちに寄り添い、保護者とともに自ら考え行動できる子どもを育てます」 |
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山室山保育園では、一人ひとりの子どもを主体として尊重し、子どもが安心感等を持つことで基本的信頼感を得ることつなげていきます。基本的信頼感は、自己肯定感の獲得につながり、子どもたちが自分の考え、行動できる子どもに、保護者とともに育てていきます。また、職員間の連携(保育園全体の力の向上)、保護者との相互信頼関係を基本としつつ、保護者の子育てに対する考え方、養育力、自己決定権を尊重しながら以下の視点を重視し各取り組みを進めます。 |
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●保育の実施上配慮する事項
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乳児は疾病への抵抗力が弱く、心身の機能の未熟さに伴う疾病の発生が多いことから、一人ひとりの発育・発達状態を把握した上で、常に機嫌・顔色・皮膚の状態、体温・泣き声・全身症状など体の状態を複数の目で細かく観察し、速やかに適切な保健的対応を行います。 |
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A |
一人ひとりの子どもの成育暦(誕生時の状態、今日までの生活、保護者・家庭の状況等)の違いに留意しつつ、保育士が応答的に関わり、子どもの欲求を適切に満たすように努めます。 |
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B |
乳児では、嘱託医・保育士・栄養士等がそれぞれの専門性を生かしながら連携を図り、保育園全体で乳児の健康と安全を守っていきます。 |
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特に感染症に罹りやすい時期であるので、不機嫌な状態や食欲不振、急な発熱・嘔吐など、日常の観察に十分配慮するとともに、保護者・嘱託医と連絡を取りながら適切な判断に基づく保健的な対応に心掛けます。 |
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A |
基本的な生活習慣の習得については、安心できる保育士等との関係の下で、一人ひとりの状態に応じ、落ち着いた雰囲気の中で子どもが自分でしようとする気持ちを尊重し、支援していきます。 |
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B |
歩行の獲得に適した探索行動が十分出来るように、安全な環境や活動の状態、子どもの相互の関わりなどに注意を払いながら活動しやすい環境を整え、全身を使う遊びなど様々な遊びを取り入れていきます。 |
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C |
子どもの自我の育ちを見守り、その気持ちを受け止めるとともに、子どもの意欲や自分でやりたい気持ちを尊重しながら、さり気なく保育士等が手を貸していきます。また、友達の気持ちを分かりやすく伝えながら、友達との関わり方を丁寧に教えていきます。 |
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生活に必要な生活習慣や態度を身につけることの大切さを理解し、自分で出来るという達成感・満足感を味わいながら、適切な行動が選択できるよう援助していきます。 |
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A |
子どもの情緒が安定し、自己を十分発揮して行動することを通してやり遂げる喜びや、自信を持つことが出来るように援助していきます。 |
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B |
子どもが思いきり体を動かし、息を切らして汗をかいて遊んだり活動したりする経験は、子どもの身体機能を高めるだけでなく、達成感や充実感にも繋がることに留意し、保育園周辺の自然環境を生かした園外保育等を充実します。 |
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C |
喧嘩などの葛藤を経験する子どもの姿を見守りながら、必要に応じて相手の気持ちを知らせ、一人ひとりがかけがえのない存在であることを知らせていきます。 |
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D |
生活や遊びを通じて、決まりを守ったり、自分たちで決まりをつくったり変えたりする経験を大切にしていきながら、子どもたちが自分自身で考え、判断して行動する力を培えられるようにします。 |
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E |
自分の経験や気持ちを自分の言葉で表現する子どもの姿や話の内容を十分認めるとともに、適切な言葉で応えながら遊びや生活の様々な場面で分かりやすく話せるよう援助していきます。 |
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F |
子どもが感じたこと思ったこと、想像したことを喜んで創意工夫を凝らしながら自由に表現出来るように、発達過程や興味・関心に応じて、必要な用具をはじめ様々な環境の設定に配慮していきます。 |
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