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■経 過 |
地域の高齢化や鳥獣被害の拡大により、地域農業の意識低下が見られる。そこで旧作手村時代に、公の立場で地域の農林業の推進役を目指して「財団法人 農林業公社」が設立された。 |
■目 的 |
農業経営基盤強化促進法(昭和55年5月28日法律第65号)に基づく農用地の利用集積の円滑化、担い手の育成その他農林業構造改善をはじめとする地域振興に資する事業を行なうことによって、地域の豊かな農林地を保護するとともに、農林業等の産業の振興を図ることを目的とする。 |
■沿 革 |
この地域の農林業は、農業従事者の高齢化と後継者不足により年々労働力が低下し、遊休農地が増加している。このような状況をこのまま放置すれば豊かな農林地が荒廃し、基幹産業である農林業の衰退により農山村の環境に与える影響が懸念され、ひいては国土保全、水源涵養の面からも将来が危惧される。こうした状況を打開するために意欲ある農林家の育成と、農業経営規模の拡大、農地の集約、農地保全を図る必要がある。そこで、営利を目的としない公益的見地に立った組織を作って、地域農業の推進を図る必要にせまられ、公益法人として「財団法人農林業公社つくで」が設立された。農地保有合理化事業を中心に、後継者の育成をはじめ、農作業の受委託の種芋の供給など、当時の作手村の農業の振興に寄与してきた。 |
■あゆみ |
平成6年 |
公社設立構想研究・作手村農業の将来について各集落座談会開催 |
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平成7年 |
公社プロジェクトチーム結成 |
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平成8年 |
公社設立推進室設置、設立準備委員会設置
愛知東農協、作手村森林組合、作手商工会、出資決定
愛知県事前申請書の提出
愛知県知事認可・登録完了 |
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平成8年10月 |
財団法人「農林業公社つくで」発足 |
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平成12年4月 |
愛知県園芸振興基金協会により自然薯種子ムカゴ栽培開始 |
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平成19年4月1日 |
行政合併により「農林業公社しんしろ」に改名 |
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平成21年9月 |
菌床シイタケ事業開始し菌床ブロック生産開始 |
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平成23年4月 |
公益法人への移行方針提示 |
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平成24年4月 |
公益財団法人 農林業公社しんしろ発足 |
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■事 業 |
公益目的事業 |
農地利用集積円滑化事業
農地中間管理事業
業務受託事業
農作業受委託事業
担い手育成、研修事業
種苗等生産・供給事業
都市農村交流促進事業
その他農業振興事業
自然薯種芋・菌床ブロック |
収益事業 |
農産物の生産、加工、販売事業
自然薯栽培
菌床しいたけ栽培
その他作物 |
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