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新城市の気候風土
 新城市は愛知県の東部に位置し、旧新城市と鳳来町作手村が合併して平成17年10月1日に誕生しました総面積は499平方q、そのうち84%は山林で、北設楽郡とともに、東三河一体の水源の役割を果たしています。年間降雨量は2188oと全国平均よりも多く、年間日照時間も1910時間となっています。年間平均気温は15.2℃と平野部では温かくて温暖ですが、山間地域では雪が積もります。雄大な南アルプスの山々を背景に、霊峰鳳来寺山や砥鹿神社奥の院がある本宮山、長篠合戦の地であった長篠城址や日本の滝百選に指定された「阿寺七滝」、桜の名所の桜淵公園など自然に恵まれた地域です。この地域は飯田方面との交流が過去から盛んで、南信州と並んで素人歌舞伎や田楽などの郷土芸能も盛んです。夏でも涼しい作手高原はサイクリングやオリエンテーリング、ツーリングなどの目的で道の駅「手作り村」は賑わいを見せています。

新城市の農地面積

農地 面積 割合
1145ha 66.3%
340ha 19.7%
樹園地 242ha 14.0%
1728ha 100.0%

新城市専業、兼業農家数

種目 戸数 割合
専業農家 282戸 7.8%
第1種専業農家 219戸 6.1%
第2種専業農家 1556戸 43.3%
自給的農家 1537戸 42.8%
3594戸 100.0%

新城市の農産物
 太陽と清らかな水源に恵まれて、様々な農産物が育っています。管内全域で水稲を主体に、標高差を生かした高原トマトやいちご、八名丸里芋、お茶、柿、シイタケ、ぶどう、梅、小菊、しきみなどの露地、施設野菜や花木や鉢花栽培が盛んに行なわれています。
また、畜産も盛んで、高原地帯の酪農や全域で和牛の肥育農家も多く、特に鳳来牛のステーキが食べれるJA直営レストランが展開されるなど過去から畜産振興に力が注がれてきました。


主な取り組み
地域の気候を生かした農産物の生産が盛んに行なわれています。
新城地区 お茶 いちご ぶどう キュウリ 酪農 養鶏
鳳来地区 シキミ 和牛 養鶏
作手地区 高原トマト 鉢花 高原野菜 いちご 酪農 和牛
全域 水稲 菌床シイタケ


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